青森県の子どもの健康課題に特化した、各種の講演、講義、実技、ワークショップを開催いたします。今回のテーマは「3世代で考えよう 子どもの健康」です。保護者のみならず、祖父母の皆様も一緒にご参加ください。
青森県民皆様のご参加をお待ちしております。
日程・参加方法
8月25日(日)
孫育て&3世代健康体操
8月26日(月)
体操&子どもの心理
8月27日(火)
ダンス&子どもの偏食
8月28日(水)
歯磨き&特徴がある子どもの理解と支援
8月29日(木)
リトミック&英会話&親子体操
全日程でZoomによるオンライン配信を実施します。
なお、8月25日(日)のみ会場参加(会場 : 青森県民福祉プラザ 大研修室)があります。
対象
8月25日(日)
青森県内の子どもと保護者・祖父母の3世代および、その家族で他県在住者、保育・教育施設職員等。
8月26日(月)〜8月26日(木)
青森県内の子どもと保護者・祖父母の3世代、保育・教育施設職員等。
参加費
無料
プログラム・講師
8月25日(日)
孫育て&3世代健康体操
10:00〜11:00
講義 : 祖父母手帳 〜祖父母の子育て今昔 子育ての違いを理解しよう〜
講師 : 棒田明子 氏
NPO法人 孫育て・ニッポン 理事長
11:10〜11:40
実技 : みんなで健康体操
講師 : 杉村嘉邦 氏
弘前大学医学部 社会医学講座 特任教授
健康運動指導士・親子体操普及員
8月26日(月)
体操&子どもの心理
10:15〜11:00
実技 : 楽しくからだを動かそう!
講師 : 田中和仁 氏
ロンドンオリンピック 体操 銀メダリスト
田中体操クラブ
13:30〜15:00
講義 : 子どもの肥満と痩せ その心理
講師 : 菊池 透 氏
埼玉県立医科大学 小児科 教授(青森市出身)
小児科専門医
8月27日(火)
ダンス&子どもの偏食
10:15〜11:00
実技 : 一緒に踊ろう あおもり国スポ 青の煌めきダンス
講師 : 小笠原礼子 氏
元NBAダンサー(藤崎町出身)
13:30〜15:00
講義 : 子どもの成長と偏食
講師 : 大山牧子 氏
神奈川県立こども医療センター 偏食外来
小児科専門医
8月28日(水)
歯磨き&特徴がある子どもの理解と支援
10:15〜11:00
実技 : みんなで歯みがき!
講師 : 原 有紀 氏
松尾歯科
歯科衛生士
13:30〜15:00
講義 : 特徴がある子どもへの理解と支援
講師 : 田中尚樹 氏
青森県立保健大学 社会福祉学科 講師
8月29日(木)
リトミック&英会話&親子体操
10:30〜11:00
実技 : みんなでリトミック
講師 : 伊藤由香子 氏
全日本リトミック音楽教育研究会 青森支部
11:00〜11:30
Let’s English !
講師 : ホーン・クリストファー 氏
青森県立保健大学 健康科学総合教育部門
13:30〜14:30
講義 : 親子体操の楽しさと効果
講師 : 中路重之 氏
弘前大学大学院 医学研究科
社会医学講座 特任教授
参加申込み
こちらのリンクから。
締切 : 無料講習は開催日の1週間前まで。
後援
- 青森中央短期大学
- 公益社団法人 青森県栄養士会上十三地区会
- すこやかめし
支援
本事業は、公益財団法人 むつ小川原地域・産業振興財団の支援を受けて実施しています。
活動報告
青森県健康増進計画では、未就学児の健康課題改善は虫歯の保有率を減少させることのみです。しかしながら本県の未就学児の健康課題は、虫歯以外に肥満や痩せ、野菜や食塩の摂取に関することなど多数の課題があり、改善がみられていません。
熊谷らの保育・教育施設や保護者を対象とした調査では、保護者らは子どもの健康に少なからず保護者が関係していると感じており、保育・教育施設では施設内で実施している食育や運動を家庭でも同様に実施してほしいこと、子どもの健康課題について保護者へ伝えられていないことが分かっていました。そこで、未就学児から健康教養を保護者のみならず保護者もいっしょに身につけ、実践できるようになることを目的として、「3世代 みんなで子どもの健康Week」を開催しました。
Weekは、午前は子どもと一緒の参加型の実技、午後は子どもの育ちに関係する保護者や祖父母、職員を対象とした講義で構成されています。「肥満や痩せと成長曲線」、「運動」、「口腔衛生」を3つの柱としています。
祖父母世代が孫世代の健康を学ぶ機会は少ない。他県にはあって青森県にはない、「祖父母手帳 ~孫育て今昔~」や、子どもの肥満や痩せ、偏食対応、親子や祖父母と一緒に学ぶ体操の効果などについて学びました。青森県の子どもの肥満・痩せ対策は他県に比べ20年以上遅れています。今回の講座や実技を保育・教育施設、ご家庭内で実施できるところを積極的に取り入れることで、健康課題解決の一助となることを期待しています。
1回の実技や講義へ参加・聴講したのみでは、すぐに健康課題の改善に至ることはありませんが、同じことでも継続して繰り返すことで効果があらわれると考えています。